新材料・新工法について

NEW MATERIALS & METHOD

コーティング材

ガラス防火戸 × Sコート58

今回使用した防火戸用ガラスの留め付けは、標準施工法としてシリコーンシーリング材の使用が採用されていました。しかし、シリコーンシーリング材は、打設後長期間にわたり、シリコーンオイルが発生し、撥水汚染を引き起こします。

そこで、信越化学工業(株)の『Sコート58』という高性能コーティング材をシリコーンシーリング材の上に塗布することで、汚染防止を行いました。

Sコート58を塗布した部分は汚れが少ない

POINT

外装の汚れに敏感な日本では、防火ガラス周りの汚染防止も重要です。

これまでにこの作業を取り入れた案件はないと思われます。大和建設としては、今後も経年変化を観測していく予定です。

採用物件

資料

塗装技術 2022年11月号