私は４６年間、建築の仕事に従事して 「いつまでも、建物が美しくあってほしい！」と思い続けてきました。当社の外装技術の開発は、私のこの思いから始まりました。
「メンテナンスフリーの超高層ビルの外装はどうなっているのだろう？ 誰に聞けばよいだろうか？」 その答えは思いがけず、昔の友人がもたらしてくれました。 地方の建設会社は、あえて求めなければ日本最高の新技術は手に入りません。その友人に当社のメンテナンス工事の実務アドバイスをお願いした時、私は日本最高水準の外装技術に触れ、心が震え、感動しました。
その友人は、私が鹿島建設株式会社 入社同期の野平修さんです。１９７６年（昭和５１年）以来の４０年超の邂逅でした。
これをきっかけに、当社と材料メーカーさん・加工製作会社さんと日本最高水準の外装技術確立を目指し、共同開発を始めました。もちろん、野平さんも一緒に…。新材料・新工法の採用は実証実験を重ね、実例を作りながら、外装技術の開発を進めています。
当社は日本初の試みにもチャレンジし、技術が日本中に普及することを目指します。そのことによって、建築界の発展に貢献したいと思っています。
大和建設株式会社
代表取締役 三谷 道昭