新材料・新工法について

NEW MATERIALS & METHOD

目地消し工法

目地消し工法 × ALC版

ALC版とは、コンクリートに発泡材等を加えた軽量気泡コンクリートを板状にしたものでで、壁や床、屋根材として利用されます。

一般的には、ALC版の600㎜の幅毎にシール目地が見えてしまいますが、本工法では、以下の工事を連携させることで目地を消し、1,200㎜~1,800㎜幅の大型パネルに見せます。

①シール工事(ALC版の外部側10mm角の部分にウレタン系シーリング材を打設)

②左官工事(カチオンタイトモルタルFでその部分を平滑にする)

③塗装工事(仕上げの塗装を施す)

POINT

本工法を利用することで、リーズナブルなALC版を採用しても外装の意匠性を重視した仕上げを実現でき、ALC版を豪華に見せてくれる効果があります。

また、ただ目地を消すだけではなく目地消し部分に過度な負担を生じさせないように、目地の拘束力やバランスの良い剛性を確保したALC版の設計・施工を施します。

採用物件

資料

塗装技術 2022年8月号