施工事例

CONSTRUCTION EXAMPLE

U様邸

広島県尾道市

竣工年2013年 → 外装リニューアル(2021年)
規模2F
構造RC造
用途住宅

竣工時の姿をそのままに

新外装技術への取組み

当物件は竣工からわずか7年で、外壁の汚れが目立ってきた。機能に問題はないが、今後を見据えメンテナンスフリーを実現するため新材料・新工法による外装リニューアルを施主・設計者に提案した。従来のリニューアル工事とは違う、性能と美観の長期的維持を実現する工事に挑んだ。

外壁コンクリートは汚れ、クラックの発生、中性化が進んでいた。意匠的には、コンクリートの塗装仕上げは伸縮目地を少しでも消すことが求められる。一方、機能的にはあえて伸縮目地を設け、部分的に亀裂を誘発することで、他の部分の亀裂の発生を防ぐのが一般的な処置であり、設計者と施工者の意図が食い違う場面も出てくる。 しかし大和建設では、“建築物の顔”である外装に対する要求に真摯に向き合い、「コンクリートの目地消し工法」等、新工法を取り入れた。

外壁の汚れ 施工前 → 施工後