目地消し工法
コンクリート × 目地消し工法
コンクリート構造の仕上げでは、一定区画ごとに伸縮目地を設けることで集中的に亀裂を誘発させ、他の部分には亀裂を発生させなくします。
本工法は、その伸縮目地は通常通りに設置し、以下の工事を連携させることで伸縮目地を消すものです。
①シール工事(3~5㎜凹ませた目地にウレタンシーリング材を打設)
②左官工事(カチオンタイトFモルタルでその目地部分を平滑にし、ぼかす)
③塗装工事(ポルトガードAFを使用した打放し塗装を施す)

POINT
コンクリート構造の仕上げにおいて必須の伸縮目地ですが、本工法を施すことで、伸縮目地を消したいという外装に対するニーズを実現することができます。また、亀裂が生じたコンクリートに本工法を用いることで外装のリニューアルにも効果的です。
採用物件
資料
塗装技術 2021年6月号